企業が活用しやすい雇用関係助成金2016は?

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こんにちは。
社会保険労務士の田辺透です。

前回まで、助成金の魅力をお話してきました。
今回からは企業にとって活用しやすいと
思われる助成金について具体的にお伝えしていきます。


キャリアップ助成金

 

こちらで助成金の仕組みをお話しました。
雇用関係の助成金に関していえば
雇用保険の保険料を支払っている企業が対象です。

現在の雇用の状況で
助成金がもらえる条件に合致していれば
申請をして助成金を受給しなければ損であることが
お分かりいただけたと思います。

雇用関係の助成金と一言で言っても
数多い助成金が存在しています。

数が多すぎてむしろ、どの助成金を受けられるのか?
実際にいくらくらい受給できるのか?

こういったことがわかりにくいかと存じます。

そこで、今回は企業にとって活用しやすい
「キャリアアップ助成金」についてご説明します。

キャリアアップ助成金は

従業員を正社員登用した
パートタイマーの処遇改善をした
パートやアルバイトに健康診断を受けさせた
従業員のスキルアップの研修などを受けた

などの取り組みを行った企業に支給されます。

対象となる事業所は

雇用期間を定めている契約社員、パート労働者(短時間労働者)や
派遣労働者など、いわゆる非正規雇用労働者を
雇い入れている事業所が対象と考えてもらっていいと思います。

そうした労働者に対して
先ほどお話した取り組みを行い、必要となる書類等を揃えて
労働局に申請すれば助成金が受給できるわけです。


注意点は?

 

各取り組みには、細かい要件が定まっています。
一つひとつ細心のチェックが必要です。
(今後、詳しくお話していきますね)

あと、申請時期には注意してください。
1日でも遅れてしまうと、受給できるはずの助成金が
受け取れなくなったりします。
「1日くらい何とかしてください…」
これは通りません。

非常にシビアな世界ですが、これが実情です。

揃える書類なども、煩雑なものも多いです。

こうした作業は、専門家である社会保険労務士に
丸投げする方が得策といえるかもしれませんね。

より確実に助成金を受け取ってもらうためにも
ぜひ、ご検討ください。

当事務所でも、格安で助成金の申請手続きのお手伝いをさせて
いただいております。

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