こんにちは。
社会保険労務士の田辺透です。
今回から、こちらで少しづつ皆様にお役に立てる情報を
お届けしようと思います。
今回は企業にとって、本当に魅力的な『助成金』について
お話します。
ここで言う『助成金』とは
雇用保険制度の一環として行われているものを
言います。
『助成金』は融資とは違い
・使い道も自由
なんです!
これは、うれしいことですよね。
ところが、これだけ企業にとって魅力的であるにもかかわらず、
実際に支給申請をする企業様はまだまだ少ないというのが
現状です。
これは、もったいないことです。
多くの社長様に『助成金』のお話をすると
「どうして、もっと早く教えてくれなかったの?」
「従業員も喜んでくれたよ」
など・・・
いろんな反応をいただけます。
この『助成金』は厚生労働省所管です。
つまり、運営母体は『国』ということになります。
国の制度とお聞きになっていかがでしょうか?
何となく、面倒くさそうだと感じますか?
それ以上に安心感を感じませんか?
しっかりと、条件さえクリアすれば、ほぼ間違いなく受給できる制度が
この厚生労働省所管の『助成金』なんです。
受給できる企業は
『雇用機会を維持』をした企業
ということになります。
要するに、
企業が、高齢者や障害者等、就職が困難な人を採用(雇用)すれば
雇用の機会を増大させたことになりますし
子供を持つ従業員に対し、短時間勤務制度を採用すれば雇用の機会を
維持したといえるわけです。
このように様々な形で、『雇用機会の維持、増大』をさせた企業が
受給できる制度なのです。
ここまでのお話をまとめます。
・助成金は『返済不要』『使い道自由』『国の制度で安心』
・雇用関係の助成金は雇用保険制度の一環として行われている
・受給できる企業は『雇用機会の増大』『雇用機会を維持』に取り組んだ企業
・魅力があるにもかかわらず、利用している企業様はまだまだ少ない
次回からは、もっと踏み込んでお話したいと思います。
それでは、またお会いしましょう。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。